2020年の9月に、奈良県立医科大学の研究で「柿渋が新型コロナウィルスを1万分の1以下に不活性化する」ことを確認して発表しました。
今回は、そんな柿渋とはどんなものなのか、柿渋を含む製品を7品紹介していきます。
柿渋(柿タンニン)には、コロナウィルスを抜きにしても様々な健康効果が期待できる成分なのでそちらも合わせてお知らせしていきます。
柿渋とは
柿渋(かきしぶ)は、渋柿の未熟な果実を粉砕・圧縮し、それを発酵・熟成させて得られる抽出液。
赤褐色の半透明の液体でタンニン(カキタンニン)を多量に含む。ただし、後述のように柿渋は熟成によってカキタンニンそのものとは異なる性質も有する。
出典:ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%BF%E6%B8%8B
つまり、柿渋と柿タンニンは厳密に言うとイコールではないとしていますが、奈良県立医科大学の研究を見ると「柿タンニン(柿渋)」と記述があるので、今回は柿タンニンor柿渋を含む製品を紹介していきます。
柿の果実以外にも、柿の葉に柿タンニンが多く含まれていますので柿の葉を使ったものも含まれます。
実験方法と結果
奈良県立医科大学の実験では、試験管内で「新型コロナウイルスと人の唾液のみ」と「新型コロナウイルスと人の唾液に柿タンニンを加えた場合」を比較。
その結果、柿タンニンを添加した方で新型コロナウイルスを不活化できたといことです。
出典:奈良県立医科大学
出典:奈良県立医科大学
柿渋(柿タンニン)を含む食品
「柿渋(カキタンニン)」と言われてもピンと来ない方も多いと思いますので、実際に柿渋を含む製品を探してみましたのでご紹介します。
注意事項
以下に紹介する商品は、「柿渋(カキタンニン)が含まれている」製品です。
この製品を摂取することでコロナウィルスの予防や治癒に効果があるとうたっているわけではありません。
奈良医科大学の実験も、現時点で試験管内の実験であって人に対する効果も検証出来ていませんのでご自身の判断の元情報をお選び下さい。
柿茶本舗【柿茶】
こちらの柿茶は、柿の葉茶の製造一筋に70年以上の歴史をもつ老舗の商品です。
製造以来、柿の葉の採取から製造まで一貫して行っています。
しかも使われている柿の木の栽培は無農薬・化学肥料を一切使わないというこだわり。
私もこの柿茶の存在は昔から知っていて、飲んだことがありましたが改めて購入してみました!
種類も数種類ありますのでいくつかご紹介します。
まずはコチラ、1リットルで出すパックの柿茶。
毎日飲むならコチラのティーバッグがおすすめです。
香ばしい香りと優しい甘みで飲みやすいです。
個人的に「どくだみ茶」の苦味とかクセをなくした感じかなぁーという感想です。
レビューでは「こどもが、この柿茶じゃないと飲まない」なんていうのもありました。
柿茶本舗【柿茶の粉茶】
続きましては、粉茶の柿茶です!
湯呑からマグカップくらいのサイズに入れて、お湯を注ぐだけなのでとっても簡単!
個包装になっているのも便利ですね。
茶葉をまるごと取れるのも嬉しいポイント。
肝心のお味は、私はマグカップでたっぷりのお湯で入れたのですが、最初に紹介したティーバッグのお茶よりも少しクセがあるなぁ、という感じで飲んでいたのですが、最後粉が溜まって濃くなった部分を飲んだら結構苦かったです・・・。
ゆっくり飲んだので、冷めたことも苦味の原因の一つかもしれません。
しかし、苦くて飲めない!!、無理して飲む、、という感じでは全くありません(個人の感想です)
レビューを見ると、この苦味と味が好きな方、ティーバッグよりもコチラのほうが好きという方も多数いらっしゃいました。
粉茶同様、個包装されていて中の粉末は茶色です。(粉茶は緑色)
他に、個包装されていない瓶入りのタイプもあります。
このアスミンは、なんといっても10倍濃縮!
柿茶の成分をたっぷりと頂きたい方にオススメです。
実は私、幼少期に母がこのアスミンを常備していて、風邪をひいたら必ずこれを飲まされていました。しかも当時うちにあったのは、粉のタイプではなくタブレットのようなものだったと思うのですが、小さい子供には大きくて飲み込めないので舐めるんですが苦くて大嫌いでしたww
当時から粉末はあったとは思うのですが、タブレットに比べると今の粉末は癖も少なくとっても飲みやすいです!!!
ビタミンcが豊富なので、今でも風邪っぽいときや、口内炎が出来たとき、肌荒れが気になるときには飲んでいます。
柿茶はノンカフェインで身体に良い
柿茶本舗の柿茶は、ノンカフェインで、お子様から妊婦さんまでも飲んでいただけます。
柿の葉はビタミンCの含有用がレモンの10~20倍と言われています。
ビタミンCというと、熱に弱いイメージがありますが、柿の葉に含まれるビタミンCは熱に強いものなのでお湯で入れても安心です。
しかし、ティーバッグで淹れる際は、煮出さないようにしましょう。
そして、カキの葉にはタンニンの他に「イソケルシトリン」「ケルセチン」「ケンフェロール」なども含まれていて、これらは抗酸化・抗炎症・抗微生物・抗がん・神経保護・抗糖尿病・抗骨粗鬆症・エストロゲン/抗エストロゲン作用・抗不安・鎮痛・抗アレルギー活性
などの効果が期待されています。
実際に、花粉症に効果があったという口コミもありました。
また、二日酔いにも効果があると言われています。
色々身体に良いこと尽くめなので、飲んでみるのはオススメです!!
柿茶本舗のHP(楽天)はコチラから↓
セイリン【カキペロ】
柿渋をタブレットにした、お菓子感覚で食べられるカキペロ。
お口の消臭効果も期待できる商品です。
レビューをみると、味の好みは分かれるかもという意見もありますが、購入した方は美味しいと言っている方が多いです。
大阪西川【古伝のむ澁・玉の澁】
良質の渋柿を青いうちに搾ってできた液体を発酵・熟成させたもの。
希釈してマウスウォッシュとして使うと口臭予防、改善にも期待出来ます。
飲むことも出来ますが、レビューによると、独特の味と香りで最初は驚く方も多いようです。
DHC【柿渋エチケット】
DHCのサプリメントでも柿渋がありました。
こちらには1日2粒で柿渋エキス末が300mg。サプリメントの場合、有効成分の配合量が明記されていない場合が多いので、しっかりと明記されているのは好感がもてます。
中野BC【柿玉】
こちらのサプリメントは、柿タンニンがたっぷり含まれている青柿を原料にしてつくられたタブレットです。
レビューを見ると「コレステロールの数値が下がった」というコメントもあるので健康維持にも良さそうですね!!
まとめ
柿渋には様々な健康効果が期待出来ますね。
そして柿茶がこんなにも万能なお茶だったのには驚きました。以前から知ってはいましたが、今回色々調べてみて、改めてまた毎日飲んでみようという気持ちになりました。
柿渋は、消臭効果があるようなので、体臭や口臭などが気になる方は試してみる価値がありそうですね。
まだまだコロナウィルスに油断出来ない状況なので、健康に気をつけて免疫を上げつつ対応していきましょう!!
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