日本最南端の有人島、それは沖縄県の波照間島です。とても綺麗なハテルマブルーの海と、沢山の星が見れることで有名な島です。
石垣島周辺の「八重山離島」ファンのなかでも波照間島ファンが多く、八重山人気No.1の離島なのではないでしょうか?(管理人独自調べ)
今回は、そんな波照間島の魅力と観光スポットをご紹介していきます。
波照間島とは
波照間島は石垣島から高速船で約1時間。天候によっては欠航率の高い場所です。晴れていても波が高いと欠航になることもあります。しかしそんなドキドキ感も離島へ行く楽しみの一つと言えます。
面積は12.73平方Km・人口は500人弱(2018.3月調べ)島での移動はレンタル自転車だと島一周するのに2-3時間かかります。他にもレンタルバイク・レンタカーもありますので用途に合わせて選ぶことが出来ます。
波照間島のおすすめスポット
決して大きな島ではない波照間島ですが、どんな観光スポットがあるのでしょうか?
ニシ浜ビーチ
ニシ浜ビーチは波照間島の1番の人気スポットです。特に夏の晴れた日には青い空と青い海がとても綺麗で、季節や日によって見え方が違う色の海と空、「波照間ブルー」を楽しむことが出来ます。
ニシ浜ビーチではシュノーケルも楽しめます。サンゴや熱帯魚がすぐ近くにいますよ!!
こちらは砂浜からわりと近い足の着くところで撮れた写真です(^^)
最南端の碑
波照間島は日本最南端の有人島です!その場所には最南端の碑があります。場所は波照間島の高那崎の崖の上にあります。
この最南端の碑は沖縄の本土復帰前の1972年に波照間島に来た学生達が実費で作ったといわれています。
最南端の碑に続く遊歩道には、日本各地から集められた石が使われ、絡み合った蛇のような形をしています。これは、もう二度と戦争によって本土と沖縄が離れ離れになることがないようにという願いが込められています。美しい沖縄ですが、戦争の歴史もある場所です。当時の人たちの想いを踏みにじることがないように感謝を込め旅行を楽しみたいですね。
最南端の碑のすぐ近くには「日本最南端平和の碑」もあります。こちらは戦後50年を記念して竹富町がたてた平和の碑です。
最南端の碑がある高那崎の崖は、風が強いと波も荒れます。この写真を撮ったときは台風が接近している時だったので凄い迫力でした。しかし海の色は相変わらず青くて、波しぶきでソーダ水のようで綺麗です☆★
星空観測タワー
波照間島と言えば「星」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
それもそのはず、波照間島では宇宙には88星座があるのですが、そのうちの84星座を見ることが出来るのです!!全天88星座の中で最も小さい「南十字星」が見える島としても有名です。波照間島では4-5月頃が見えやすい時期です。この時期の晴れている新月近くを狙うと良いでしょう★
そんな沢山の星が見られる波照間島には星空観測タワーがあります。星空観測タワーの周りには民家や街灯も無いので、波照間島の中でも沢山の星を観測することが出来ます。
星空観測タワーの屋上では開閉式の天体ドームがあり、望遠鏡を使って星空を見ることも出来ます。星空ガイドもしてくれるので、星座に詳しくなくても楽しむことができます。
以前はプラネタリウムも楽しめたのですが、現在は老朽化のため利用が出来なくなっています。
コート盛り
波照間島のコート盛りは、琉球王朝時代につくられたもので、琉球石灰岩を積み上げ火番所として使われていました。高さ4mの頂上からは、波照間島を見渡すことが出来て、晴れて見通しが良ければ西表島も見ることが出来ます。
歴史を感じる場所ですね。今でも登ることが出来るのは感謝です。
幻の泡盛「泡波」醸造・波照間酒造所
泡波は、日本最南端の酒造所です。家族中心で手作業でつくられている為生産量が少ないため希少価値が高く、幻の泡盛と言われています。波照間島の外に出たお酒はプレミア価格で販売されている事が多いのです。このプレミア価格は、転売価格の為波照間酒造所とは一切関係ありません。
中に入ったりすることは出来ませんが、泡盛好きならば外観を見ただけでも感動するのではないでしょうか?タイミングが良ければ近くの売店で定価の泡波を購入することが出来ます。
泡波は、泡盛の中でもまろやかでクセが少なく飲みやすいです!飲みやすいからといって、飲みすぎには注意したい泡盛ですね。
まとめ
以上で波照間島のおすすめ観光スポットと魅力のご紹介は終了です。行く季節や天気によっいても見え方が全然違う波照間島。興味がある方は是非行ってみてください!
ネットの情報にはない星空スポットやお気に入りスポットが見つかる可能性もありますよ!
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